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1.
(instrumental)
2.
俺ら愛してる we love hiphop そして テクノ ハウス ディスコ ダンス・ミュージック なのに足は遠のくばかり 憧れだったはずのダンス・フロア てか最後に外に出たのいつだ? 太陽の光浴びるのが辛い 家でとにかく寝ていたい それかPCの前で踊ってたい ファッションの波 乗りこなした 奴らだけがいることを許された空間 そんな場所なら俺には無理 服を買いに行く服もないのに 見知らぬ誰かの 目線が重い 堪え難い現実から逃げ惑い 時は流れて いつのまにやら 錆び付いた部屋の鍵穴 友達なんて勿論いないが そんなに不安不満はない 今このファンキー・サウンドで心がHighになってるせいってことにしときたい バンドキャンプで見つけた音 mp3でHDDに落とす on and on to da break of dawn 今の俺はこれだけで幸せさ ベッドルーム・ダンス・ミュージック ヘッドフォンの中のオン・ザ・フロア ライフタイム・ファイン・ミュージック 眠らないで朝まで踊る ベッドルーム・ダンス・ミュージック 世界中のトラック詰めたハードディスク ライフタイム・ファイン・ミュージック どこにも行けずに死ぬまで踊る アマゾンで買った おもちゃのミラーボール 見つめながら今思う やっぱ俺にはここしかない 俺の他には誰もいない ブースもレジもクロークもない 屋根と柱と電話はある 世界一狭いダンス・フロア 徒歩0分 最高のアクセスさ 最先端からクラシックまで キラーチューン満載のハードディスク ちょっと奮発したスピーカー にアンプにインターフェースにウーハー ダンスクラブ規制問題 同じようにここにもある悩みの種 少し大きな音出しただけで 怒鳴り込んでくるマイマザー god damn! 今日こそは邪魔させないぞとヘッドフォン ノイズキャンセラ内蔵 ケーブルの長さには余裕持って 何のためってもちろん踊るため 再生ボタンをひとたび押せば 爆音のキック クラップ うねるベースライン 目を閉じればそこに見えるはず 煌びやかなライトとディスコザクー 俺が選んだ最高のビーツ 俺が選んだ最高のミックス 俺が選んだ最高のブレイク 俺が選んだ最高のプレイ 考えてみればこれこそ 思いのままの理想の場所 ここよりもっといいとこあるかいな? きっとないだろ it's an Arcadia 0と1の並びが紡ぐ音に 心を奪われ身を任す こんな素敵なことは他にないな だから他には何もいらないや 6300万曲の トラック詰まったこのラップトップ 命より大事かと問われれば 差し出す覚悟はあるけれど こいつといれば俺は無敵 誰もがうらやむダンシング・スター どんなビートも乗りこなし 無論この部屋の中だけの話 開けたままのカーテンの向こうの窓に映った僕の不恰好なダンス 我に返って そっと四角のボタンに手をかける
3.
タンデム 05:37
灯るライトとともに終わりを告げる今夜のパーティ フロアを出ると 消えてゆくさっきまでの夢のようなステージ 浮かび上がる明日からの現実のイメージ しばらくおさまりそうにない耳鳴りと くたびれきった身体引きずり 汗だくのカッコのまま 夜風でチルしてすする鼻 この世の全てを置いて来たような この夜の続きをまた探しに来ような それまではまた耐え抜かなきゃ 押し寄せる普通の日々の中 辛い夜でも僕らなら大丈夫さ ベッドに潜り込み目を閉じれば 想像のダンスホール 君とall night all day long ていうか今日はもう寝よう 永遠なんてもんがもしあるのなら それはきっとこの中にある 45や33じゃ足りない スピードで回る円盤に刻まれたリアル ぶちかましてよ AIWAのプレイヤー 電子の溝から浮かんだ風景は まだ何も知らないいつかの 君の声と僕の夢 鳴る音はいつも情けないくらい どうしようもない音色のシークエンス グルーブ失くしたキックとスネア 鼓膜を引っ掻くシンセリード 一瞬のブレスの後歌い出す 君の声が全てを塗り替えるんだ モノクロの景色に色が付いて 世界は光で満たされた キックとベースで繋いだビート キミとセツゾクしたいのに キックとスネアの合間に キミと刹那のタンデムに わかっていたんだよ それはもう 出会いの瞬間に 遠く遠く 手を伸ばしたところで 君は僕のものになんて ならないこと だから 僕はずっと見守ってる ただ叶うなら願いを一つだけ いつまでもその姿とその声だけ 偽らず 変わらないままでいて そうさ 君は望めばいつだって 四六時中隣にいてくれる 愛や勇気や希望や友情についての 終わらないメロディーを歌ってくれる 君の優しい声で眠りについて 君の優しい声で目を覚ます イヤホンを外したその瞬間 僕は冷たい部屋にひとりきり
4.
(instrumental)
5.
遠い街に行く 僕は一人で 君に会いに行く 夜を越えて 僕らは今日 旅に出る まだ見たことのない街に向け 乗り込んだ4列シートは 罰ゲームかなんか受けてる様だ 見上げた空に光るオリオン この無限のように感じる距離も 愛しい君に会えたときの 喜び増すための調味料 "いつでも探しているよ どっかに君の姿を 明け方の街 浜松町で こんなとこにいるはずもないのに" なんて下らない事ばかり考える間に時間が矢のように 過ぎてくれたらよかったのに 時計の針はmove slowly 生まれた時から 僕らはずっとずっと遠くにいたけれど やっと初めて会いに行ける その瞬間はもうすぐそこまで 君がいる場所はわかってる 6300円の切符を買って きらめくサイリウムの海の中 2時間半の夢のはじまり 僕らは今日も旅に出る もうすっかり馴染みの街に向け ドキドキしたのはもう遠い記憶 いつの間に慣れた旅支度 高速バスの狭いシートも 今や心地よいハンモックのよう 遠くの街を歩く足取りも だんだん早くなっていくよ 君はいつもディスプレイの向こうで言う 「会えるのを楽しみにしてます」 だけど僕と君は ただの一度も会ったことなんてなかった 君にとって僕は大勢の観客の一人に過ぎなくて 手を伸ばせば届きそうなファイブエム 手を伸ばしたら それが最後で いつかの君のあの言葉 例えようもない勇気もらった そんな君も今は誰かのもの 光は消えて 世界は終わった だけど懲りずに馬鹿な僕はすぐ 新たな出会いと恋を探しに またいつものあの街へ行く まだ知らない君に会いに行く
6.
7.

credits

released June 12, 2014

Remixed By:
Shanghai 13 (tr-6) soundcloud.com/shanghai-13
DJ Apollo from Sisters of Jupiter (tr-7)

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