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Jumpin' Up
04:38
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客電が落ち ドハデなオープニング
ついに始まる今日のステージ
愛しのあの子に目を奪われ
汗が噴き出し喉はカラカラ
目の前には邪魔な人だかり
じっとしていることは許されず
誰よりも高く さらに高く
あの姿を目に焼き付けるために
僕が掲げるこの光ですら
あの子には大勢の一部に過ぎない
舞台装置になりさがろうとも
絶やすことのないこのサイリウム
ひっきりなしのコールとキチジャン
振り落とされないようについてきな
違う景色が見えてくるだろ?
僕らしか知らない世界へ行こう
"みんなで作るこのステージ"
これだからオタクはやめられない
ラジオでしか知らないあの娘に会いに
世界を股にかけんばかりの勢い
全通なんて当たり前
FCイベだって抜かりはねえ
地方民なんてただの言い訳
愛と熱意と金でどこへでも行ける
学生さんはバイトに明け暮れ
初任給はスフィアのチケ代に消え
時にはダフ屋を渡り歩き
チケットbotは24時間チェック態勢
豆粒みたいな演者しか見えない糞席だって 厭わないぜ
光り輝くステージの裏で
紙吹雪みたいに舞う無数の紙幣
stand up and raise your lights up
狂熱の僕ら like an animal
汗まみれになりながら 奇声を上げ
comin' up and jumpin' up
君だってすぐにわかるさ
考えてるひまはない 見る前に飛べ
彼女に捧げるこのオーイング
そして今 リリック、フロー、押韻に乗せ
歌われる声豚の悲哀 もう少しだけお付き合い願います
部屋には積み上がったCDとBD
DDな僕は尚更Tragedy
両の手の閃ブレ 捨ててしまえば僕は楽になれる?
尽きることないイベントの告知
新アニメの魅力的なキャスト陣
ここはまるで無間地獄
終わることのない喜びと悲しみ
だけどあの子の笑顔で
僕は何度でも生まれ変われる
そして今日もまた閃ブレを手に
向かう新たな"現場"に
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2. |
Tu-San-To
05:28
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(サーモン小暮)
國府田マリ子から花澤香菜まで
ときめきメモリアルからStylipSまで
まさに俺こそが生き字引
キング オブ 声豚の名にふさわしい
だけどそんな称号もむなしく
今となっては搾り取られた残りカス
オタク規格のLサイズライブTも
この醜い肉体は隠せまいよ
頭でっかちで引きこもりな
"在宅"のあいつらを馬鹿にしながら
若さに任せて無茶なスケジュール 強行
できたのも今は昔
五十肩で臨む2時間のステージ
昔みたいに行くはずも無く
T.S.T.aka 生島ヒロシ
ドーピングに頼り続ける毎日
風前の灯のようで
しかしまだ絶やすわけにはいかないぜ
下がりかけたその閃ブレを
僅かなプライドで掲げ続けるよ
(加藤紅茶)
Yo 俺がワナビー
ネットでヒップホップ用語を学び
チケット買う金せびるよママに
アイドル追い掛け回すよ ウォーアイニー
Welcome To The Black Cheaky Parade
臆する奴は隅っこでネギを振れ
ネオンに群がらヤツラとても無礼
口を開けば「握手券をくれ」
養豚車飛ばす Coolな Mad Homies
かなさんどー From 都市 to 都市
ToughなLive 繋ぐ素敵なDIVA
勝手にしやがれ オレらThat's Fever
親の小言でストレスがマッハ
勝手にコーラ開けDrinkin'ラッパ
おまけにくせ毛Like A「それはバッハ!」
Public Pressure マジよけろナッパ
ILLでP.I.Lなメイドさんロックンロールライフ
QOLのDecline どうしようもないさ
オレの財布に諭吉は入っていないが
行けよ空飛べ 獣神サンダーライガー
週に二回は見るエヴァンゲリオン
いまだ果たせず女性とのGet It On
in my brainに鳴り響くはBOM-BA-YE
燃える闘魂
(サーモン小暮)
遠征の疲労抱え乗り込む深夜バス
恒例のバッドトリップがまた僕にふりかかる
"いつまでこんな生活を 続けることができるんだろう"
同級生はみな出世や結婚
Facebook見るたび舞い込む報告
出世どころかフリーター
彼女もない俺をまた磨り減らす
サイリウム振り続けはや幾年
気付けばあの頃の連番はいずこへ
そろそろ潮時かも…なんて
柄にもないこと思う一瞬
ルーティンワーク チェックするm.o.c.a.
イベントカレンダー 更新と同時に
細胞レベルに刻まれた 声豚のDNAが俺を奮い立たす
痛みを伴いながら 今日も俺はサイリウム掲げ
声豚の道は修羅の道 背負った運命はあまりに重く
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3. |
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